在留届とは
原則、海外に3カ月以上滞在する場合には、
滞在国の大使館で在留届の提出が義務付けられています。
海外留学や、転勤など、その形態に関わらず3カ月以上海外に住む人にとって、必要な手続きです。
いつ起こるかわからない事故や災害、緊急事態に備えて、必ず「在留届」を提出しましょう。
在留届を出すと、こんな時に安心!
1.現地の最新情報をメールで受け取れるから安心
現地の事件や事故の情報、注意が必要な日時・イベントに関する安全情報、教科書配布など現地での生活に必要な情報が、大使館・総領事館からメールで配信されます。
2.事件・事故に巻き込まれても迅速な支援が可能に
提出された在留届の情報は、安否確認を行う際に利用されており、現地で事件や事故、災害に巻き込まれた場合は、大使館・総領事館が迅速に支援を行います。
3.領事窓口サービスが利用できるから安心
在外選挙人名簿登録申請などの領事窓口サービスを受ける場合にも、「在留届」は利用されています。
提出方法はインターネットで楽々!
在留届の提出方法は、大使館ウェブサイトの「在留届電子届出システム」から提出する方法と、用紙をダウンロードまたは大使館で受け取って、郵送・FAXなどで提出する方法があります。
この記事では、「在留届電子届出システム」での提出方法について説明します。
海外での生活を始めたら、
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
こちらの大使館ウェブサイトから「在留届を提出する」を選んでください。
在留届の提出に必要な情報は、氏名、本籍地、海外での住所・連絡先、日本国内の連絡先、パスポート番号、同居家族の連絡先です。
予め、情報を準備してから登録を始めましょう。
その後は画面の案内に従って、必要事項を打ち込み、確認しながら進めてください。
登録メールに正式な届け出完了メールが届いたら、提出完了です!
※ご帰国など「在留届」の記載事項に変更があったときは、必ず提出した大使館・総領事館にご連絡下さい。
まとめ
「在留届」と聞くと、手続きが大変そう、大使館に行くのが面倒、と思いがちですが、インターネットから提出できるなら簡単ですよね。
自分や家族の安全・安心のために、「在留届」を提出することをお勧めします。
これから海外に留学、転勤する方は是非参考にしてください。
そして、現在海外に住んでいてまだ提出されてないという方は、インターネットからサクッと提出してしまいましょう!