マレーシアの基本情報
国名 マレーシア (Malaysia)
面積 33万平方キロメートル
人口 3200万人
首都 クアラルンプール (Kuala Lumpur)
宗教 国教はイスラム教。他に仏教、ヒンドゥー教など。
言語 国語はマレー語だが、英語もよく使われる。他に中国語など。
国際色あふれる多民族国家
古くは大航海時代から、アジアとヨーロッパを結ぶ交差点であったマレーシアには、貿易船が集まっていました。
そして今もなお、様々な文化や民族で溢れています。
人口のうち6割はマレー系、3割が中華系、1割がインド系で構成されていて、それぞれが異なる宗教や文化を持っています。
こうした背景から、お互いの民族を認め合う考え方が根付いているので、外国人でも快適に過ごすことができます。
食文化も様々で、マレーシア料理だけでなく中華料理やインド料理、アラブ料理なども楽しめます。
物価は日本の約3分の1
マレーシアといえば、物価が安いことで有名です。
物によっては、日本より高く売られているものもありますが、平均して大体3分の1程度です。
例えば、ローカルのレストランでは、ナシゴレン(マレーシア風のチャーハン)なら5~8リンギット(約125~200円)です。
日本だと500~600円くらいするので、3分の1くらいですね。
他にも、Grabと呼ばれる配車サービスでは、空港からクアラルンプール中心街まで約1時間。
乗っても70リンギット(2000円弱)で済みます。日本のタクシーに比べると断然お得です。
反対に、日本より高く売られている物と言えば、お酒です。
イスラム教徒以外の飲酒は可能なのですが、お酒には高い酒税がかけられています。
1年中暖かくて過ごしやすい
マレーシアは熱帯気候に属し、平均気温は26~27℃で年間を通して暖かい気候です。
日本の夏の37℃の暑さからすると、マレーシアは最高でもせいぜい32℃なので、慣れると意外に過ごしやすいです。
クアラルンプールでは3~4月初旬、10~11月が雨季ですが、長時間降り続くことは滅多にありません。
昼間の熱気を夕方に雨が冷やしてくれるので、夜は気温が下がり涼しくなります。
地震や洪水などの自然災害がないのも、安心して住めるポイントです。